PRESS RELEASE

2021年3月31日

株式会社福岡中央銀行がアシストマイクロの債権書類管理システムを採用 ~融資関連書類のICタグ管理で膨大な棚卸を3時間に短縮、紛失防止策の強化も実現~

 アシストマイクロ株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社⻑:百瀬 太郎、以下アシストマイクロ)は、金融機関における融資実行後の業務と書類を管理する「債権書類管理システム」が、株式会社福岡中央銀行(本社:福岡県福岡市中央区、取締役頭取:古村 至朗、以下福岡中央銀行)に採用され、債権書類の運用管理で高い導入効果が出ていることを発表いたします。

債権書類は金融機関が顧客に融資を実行した後、回収が完了するまで長期に渡りもれなく保管しなければならない重要な書類です。福岡中央銀行では、これまで各営業店で人手による書類管理をしてきましたが、より厳正な管理をめざすうえで、棚卸の徹底や紛失防止策の強化が課題となっていました。

このような課題を解決するため、債権書類を管理部門に集中化して安全性を高めるとともに、一元的に管理できるシステムを検討しました。その結果、『管理部門の金庫室に集中化して原則的に“書類を出さない”管理が可能』、『ICタグによる書類管理で、正確かつ効率的に棚卸や債権書類の探索ができること』、そして、『同じ九州地区の地方銀行における導入実績と評価』という3つの大きな理由から、アシストマイクロの債権書類管理システムの採用に至りました。

福岡中央銀行は、アシストマイクロと販売会社・ローレルバンクマシン株式会社の支援のもと、2020年4月より段階的なシステム導入と債権書類の本部集中化を開始。計画は順調に進み、約1年が経過する現在、全店舗の半数にあたる約20店舗の実業務で予定どおり稼働しているだけでなく、これまで数日かかっていた棚卸も本部に集約して3時間程度で完了するといった具体的な効果が出ています。今後も全店舗への適用を進め、重要な債権書類の管理体制を強化していく予定です。

アシストマイクロは、福岡中央銀行の全店舗稼働と運用定着を引き続き支援するとともに、今回の採用実績をもとに地方銀行をはじめとする金融機関へのさらなるシステム提供を推進していきます。

 

福岡中央銀行 担当者のコメント

本部(システム)一元化により、書類管理と紛失防止策が強化できており、事務の効率化が図られます。
特に棚卸はバーコードやICタグのマッチングで正確かつ効率的にチェック可能で、3時間程度という短時間で終了できるようになりました。システムとしては全体的に非常に満足しています。

 

アシストマイクロ 代表取締役 百瀬 太郎のコメント

福岡中央銀行様における導入は、すでに当社債権書類管理システムをお使いいただいている九州地区の地方銀行様からのご紹介が契機となり実現したもので、お客様から弊社製品サービスに一定のご評価をいただけた結果であると真摯に受け止めております。重要な債権書類の厳格な管理と業務の効率化に、製品サービスを介して貢献してまいります。

株式会社福岡中央銀行について

福岡県内を営業地盤に「中小企業専門金融機関としての使命と役割に徹し、地域社会とともに発展する」ことを経営理念に掲げ、地域の皆様に親しまれ、信頼される銀行を目指して、「ハート・ツー・ハート」の業務活動を展開し、金融サービスの充実と健全経営、地域社会への貢献に努めています。

アシストマイクロ株式会社について

「世界の革新的なソフトウェアを、日本レベルの品質でお客様にお届けする」ことをミッションとして、海外製ソフトウェアの販売代理と自社ソフトウェア製品の開発を軸に、革新的かつ高品質な製品を付加価値のあるサービスとともに提供する事業を行っています。BPM(ビジネスプロセス管理)、ECM(企業内コンテンツ管理)、LMS(学習管理システム)などの多彩な製品群を、日本を代表する製造業、高等教育機関、金融機関等のお客様にお使いいただいています。自社製品である債権書類管理システムは、2000年の発売開始から改良を重ね、地方銀行、信用金庫を中心とした全国の金融機関に広く採用されています。

以上

本リリースに記載された会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。

 

リリースに関するお問い合わせ先

アシストマイクロ株式会社
ビジネスソリューショングループ
〒164-0012 東京都中野区本町3-31-11 7F
E-mail: bsd_info@assistmicro.co.jp
製品情報: https://www.correos.co.jp/service/saisys

※記載されている内容は発表時点の情報であり、現在の状況とは異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。