国立大学法人 北海道大学(教育機関)
Case:システム管理の効率化、動画パフォーマンスの向上
担当:
製品:統合動画プラットフォーム Kaltura
課題:システム管理の効率化、動画パフォーマンスの向上
導入の背景 |
オンプレミス版Kalturaのデータの容量が増大、システム管理の効率化の期待も兼ね、SaaS版への移行を検討 |
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導入の決め手 |
最新バージョンへのアップデートが自動的に行われ、最新デバイスでの再生にも可能になること |
導入後の効果 | ストリーミングのパフォーマンス向上、詳細に素早く取得できる視聴分析データを教育活動に活かすことも視野に |
1876(明治9)年、札幌農学校として設立された北海道大学。初代教頭のクラーク博士が学生に残した「Boys, be ambitious(青年よ、大志を抱け)」の精神を受け継ぎ、「フロンティア精神」「国際性の涵養」「全人教育」「実学の重視」という4つの基本理念を掲げ、140年にわたる歴史の中で培ってきました。そして現在、2026年の創基150年を迎えるにあたり、「世界の課題解決に貢献する北海道大学へ」向けて、建学以来の基本理念と長期目標を踏まえた大学改革を進めています。
その改革を支える組織の一つが、北海道大学高等教育推進機構オープンエデュケーションセンター(OEセンター)です。同学では早くから、インターネット上で広く教育機会を提供する活動「オープンエデュケーション」に積極的に取り組んできました。大学教育に使用される教材を無料で公開するオープンコースウェア(OCW)のポータル「北海道大学オープンコースウェア」を2006年に開設。2014年にはOEセンターを開設し、学外に向けたコンテンツの公開だけでなく、オープン教材の制作を通じた学内の教育改善にも取り組んでいます。
2016年10月には、完全にホストされたKalturaのSaaS版(以下、Kaltura SaaS)への移行を決定しました。オンプレミスからSaaSへ移行した理由として、重田氏は2つの理由を挙げます。
「1つは、動画コンテンツの容量が増え、学内のサーバが満杯に近づいてきたことです。そのため、さらにサーバを増設するかどうかを検討する必要に迫られました。そしてもう1つがバージョンアップの問題です。Kaltura CEは毎年のように新しいバージョンがリリースされており、モバイル対応の機能が改善されています。そのため、我々もバージョンアップを計画していたのですが、それを実施するにはデータ移行のためにサービスを一旦停止しなければならず、移行のための費用もかかるなどの制約がありました。そのため、導入時のバージョンをそのまま使い続けていたのですが、その後に登場した最新のスマートフォンで視聴できない問題が起こるようになりました。こうしたことから、ストリーミングサービスはデバイスに対応したソフトウェアのアップデートが頻繁に起こるため、自前で持ち続けることは難しいと考え、最新の状態に自動でアップデートされるSaaS版に移行することにしたのです」
※本導入事例の全文はパンフレットでご覧いただけます。
導入の経緯や評価のポイント、効果などの詳細をお知りになりたい方は、事例請求フォームより導入事例パンフレットをご請求ください。
“動画が配信されるまでのタイムラグや、スキップしたり、リワインドしたりする時の反応がかなり改善されました。
さまざまなデバイスへの対応の問題も解決しましたし、ログの可視化など、既存のさまざまな機能もそのまま引き継ぐことができ、移行はスムーズにできました”― 情報基盤センター 准教授 重田 勝介氏
“今後、Kaltura SaaSのAPIを活用すれば、視聴履歴をより詳細に把握できるのではないかと考えています。”
― 情報基盤センター 高等教育推進機構 オープンエデュケーションセンター 特定専門職員 松本 哲也 氏
所在地:北海道札幌市北区北8条西5丁目
設立:1876年7月
学生数:
学部生 11,824名
大学院 6,250名
研究所 97名
https://www.hokudai.ac.jp/
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